安全が一番です。2007/02/02 20:44

先日、カラテ公開血闘という本を読んだ。CHAOS MADMAXというイベント
を収録したDVDがついていたので見てみた感想を書いてみる。

手にバンテージを巻いて素面で戦う試合で、肘、膝、頭突きによる攻撃もOKなのだそうだ。立技でのアルティメットルールとゆう位置付けらしい。

以前は打撃系と組み技系の二系統が主流だったのだが、アメリカでUFCが始まって以来、両方をミックスした。ミックストマーシャルアーツ、総合格闘技が主流となってきた。それに伴い、立ち技の優位性は薄れ、組技、寝技の優位性を耳にするようになった。
このような流れのなかで、CHAOSルールという立技での何でもありの試合を企画した、企画陣の意図は判らなくはないが、なんとも複雑な気持ちである。

試合に参加した選手達の勇気は尊敬に値する。が、あのルールにあまり価値があるとは今のところ思えない。
格闘技経験者が試合を見るには面白いかもしれないが、一般人に受け入れられるのか?疑問である。観客への影響を考えるとR指定が必要ではないか?とも思う。

UFC以来、より派手に、より過激になっているように感じる。
グローブを使用せず、拳にバンテージを巻いているのだが・・・あれならオープンフィンガーグローブでも同じ結果になったと思うし、多少なりと安全性も向上するとおもう。総合格闘技との差別化を図りたいのだと思うが、バンテージの方が、素手より危険だと理解した上でバンテージを使用する確信犯的なやり方は如何なものか?プロの興業に水を差すつもりはないが、まずは安全性の向上に力を注いでほしいものだ。

頭突きや肘打ちも認められていることもあり、大きな事故の危険性を孕んだこの試合が継続していくか興味深い。

練習日記2007/02/03 22:58

今日は文化センターで練習がありました。
基本功から単式(上歩掌)を練習した後、補助練習を中心に、相対練習では単封手、双封手を練習しました。相手の力に対するバランス感覚が理解できたでしょうか?
套路は先週に引き続き小架一路の練習をしました。小架は八極拳の基礎理論を体現した套路です。各自研究してみてください。

練習日記2007/02/04 18:53

大阪城公園で練習がありました。
今日は来る途中、電車事故の影響で予定より1時間程遅れてしまいました。「自転車と接触」とかアナウンスされてたけどどんな状態やろ?

下半身を中心に基礎練習を30分程度練習しました。
散手練習の参加者はミットトレーニングを中心に練習し、最後に軽く胴打ち行ない終了。套路は単打を中心に練習しました。

套路練習(対練套路を含む)だけで使うのは難しく、ほぼ不可能と思いますが、散手を研究、工夫するときに套路に内包される理論と技は良い道標となります。散手練習を中心に練習する人も技だけでなく、技を構成する理論を理解することで技に深みが出てきます。研究してみてください。

練習は継続してしておかないと、いざという時、感覚に体の反応が追い付かないことがあります。基礎練習のとき手を抜いたり、練習の期間が開いてしまうと、散手練習のときに『出来るハズの動き』が出来なかったり、タイミングが遅れたりします。これは他人には判らなくても自分では自覚できるものです。少し動けば勘を取り戻し、すぐ出来るようになりますが、一瞬の遅れが結果を左右することが多々あります。
今日の練習で、胴打ちの時、間合いを切るのが遅れ、普段なら貰わない攻撃を数回もらいました。他の技で誤魔化し、それ以上の追撃はもらいませんでしたが、反省すべき内容でした。
『継続は力なり』コツコツと継続することが苦手な僕にとっては、自戒すべき言葉です。

なんとなく説教くさい?2007/02/10 21:42

文化センターの教室は当然ありますが・・・風邪をひき体調不良、七堂先生の指導週とゆうこともあり、今日は練習を休みました。

表演大会に参加する人について一言です。参加する人達は十分に理解していると思いますが、重ねて言っておきます。

私たちの活動、練習の目的は『使える武術』を習得することです。習得した技術の確認と評価の為に、試合という形式を採用しています。現在は、内輪で試合を行なっていますが、他流との交流は薦めることはあっても、禁ずるものではありません。(特に交流戦は、普段の練習や内輪での試合では得難い経験ができます)
表演大会に参加するのは、自由ですし、応援もしますが、『使える武術』の習得に、関係ないことを認識した上で、套路の発表会として、楽しんでください。

練習日記2007/02/11 18:32

今日は大阪城公園で練習しました。
まだ、咳が止まらず、苦しい・・・大阪城に来てみれば、誰もいない。
他のみんながくるまで一人で一時間程、基本功と単式練習をして後、ポツポツ人が集まりだしたので、練習開始。
ミットの受けを一通りしたところで後は人任せにして套路練習の指導に専念して終了ました。