初心者に贈る2007/04/26 18:21


最初から工夫するのを嫌う人もいますが、工夫は最初からおこなうほうが自分の為になります。自己流の工夫でも、指導された要領を守りながらの工夫であれば最終的に自分の力になります。教えられたことを鵜呑みにせず「何故?」「どうして?」の疑問を持ち研究工夫していけば遠回りしているようでも自分の地力を上げることになります。教えられたことに納得がいかない場合は質問すれば良いですし、納得できなければ自分の方法を通してください。大袈裟かもしれませんが、練習していくうちに結果として指導されたことが正しかったことを悟ることができます。

新しく始めた人達に2007/04/12 23:30

4月になり新しく練習を始めた、もしくは始めようとしている人にアドバイスです。僕は立場上、いろんなタイプの人を指導するのですが、勘違いをしてナカナカ上達しない「勘違い君」が偶にいます。「勘違い君」には大きく分けて、2のタイプがあります。

1.真面目に練習し、こだわりすぎて次の練習に移れない。

2.簡単に出来るようになったと思い、練習を軽視する。

両者ともに良くありません。武術には完成はありませんから、いつも研究、工夫していく必要があります。すべては、総合的に成長するのです。
みなさんも勘違い君にならないように注意しましょう。

なんとなく説教くさい?2007/02/10 21:42

文化センターの教室は当然ありますが・・・風邪をひき体調不良、七堂先生の指導週とゆうこともあり、今日は練習を休みました。

表演大会に参加する人について一言です。参加する人達は十分に理解していると思いますが、重ねて言っておきます。

私たちの活動、練習の目的は『使える武術』を習得することです。習得した技術の確認と評価の為に、試合という形式を採用しています。現在は、内輪で試合を行なっていますが、他流との交流は薦めることはあっても、禁ずるものではありません。(特に交流戦は、普段の練習や内輪での試合では得難い経験ができます)
表演大会に参加するのは、自由ですし、応援もしますが、『使える武術』の習得に、関係ないことを認識した上で、套路の発表会として、楽しんでください。

安全が一番です。2007/02/02 20:44

先日、カラテ公開血闘という本を読んだ。CHAOS MADMAXというイベント
を収録したDVDがついていたので見てみた感想を書いてみる。

手にバンテージを巻いて素面で戦う試合で、肘、膝、頭突きによる攻撃もOKなのだそうだ。立技でのアルティメットルールとゆう位置付けらしい。

以前は打撃系と組み技系の二系統が主流だったのだが、アメリカでUFCが始まって以来、両方をミックスした。ミックストマーシャルアーツ、総合格闘技が主流となってきた。それに伴い、立ち技の優位性は薄れ、組技、寝技の優位性を耳にするようになった。
このような流れのなかで、CHAOSルールという立技での何でもありの試合を企画した、企画陣の意図は判らなくはないが、なんとも複雑な気持ちである。

試合に参加した選手達の勇気は尊敬に値する。が、あのルールにあまり価値があるとは今のところ思えない。
格闘技経験者が試合を見るには面白いかもしれないが、一般人に受け入れられるのか?疑問である。観客への影響を考えるとR指定が必要ではないか?とも思う。

UFC以来、より派手に、より過激になっているように感じる。
グローブを使用せず、拳にバンテージを巻いているのだが・・・あれならオープンフィンガーグローブでも同じ結果になったと思うし、多少なりと安全性も向上するとおもう。総合格闘技との差別化を図りたいのだと思うが、バンテージの方が、素手より危険だと理解した上でバンテージを使用する確信犯的なやり方は如何なものか?プロの興業に水を差すつもりはないが、まずは安全性の向上に力を注いでほしいものだ。

頭突きや肘打ちも認められていることもあり、大きな事故の危険性を孕んだこの試合が継続していくか興味深い。

あけましておめでとうございます2007/01/01 23:46

あけましておめでとうございます。
私も新しい年を迎え、初心にもどり練習に精進する所存です。
今年は、接近戦の技術に磨きをかけ、斜胯と四方投げをもっとスムーズに使えるようにしたいと思います。本年もよろしくお願いします。